【S17】1900到達!ペンドラーサメハダードンファン構築[この出会いに感謝を]【最終1901】
こんにちは、アラームと申します。
この構築記事はポケットモンスターBWからUSUMシーズン11までの期間、
シングルレーティングバトルをプレイし続け、どんなに強いと言われていたポケモンを手持ちに入れてもなお1800台に到達できず、常に1400〜1700帯をさまよっていたトレーナーがUSUMになってある構築記事に出会ったことでやっと1900に到達できた構築になります。初めての構築記事になりますので拙い点が多々あると思います。頑張りますのでご了承ください。
使用構築
構築経緯
時は2018年の夏。
Twitterにて衝撃のツイートを目撃した。
ヒヤッキー入りでレート2000達成した「パッケージ」という方の構築記事がRTで周ってきたのである。
「ヒヤッキー!?マイナー過ぎるやろ!?どんな戦い方なんだ!?」
と、疑問と興味が沸きに沸いてその記事を閲覧すると更に衝撃が走った。
ペンドラーにドンファンにヒヒダルマ!好きなポケモンが3匹もいる!
一体どんな型・・・
!?
またまた衝撃だった。使用ポケモン、戦い方、もちもの。全てがレート対戦ではあまり見かけないものばかりでとても魅力的だった。
その構築記事が今回使用した構築の原点になります。
以下、とてもありがたいことに掲載許可を頂きましたのでURLを載せます。
【S8】持たざる者達の慟哭【最高2003最終1969】 - メガサメ狂の戦闘日誌
ペンドラー、サメハダー、ドンファンに関してはこちらの記事にて
わかりやすく解説されております。ポケモン対戦により熱中したのも、いつもレート上位に名を連ねていたトレーナーと戦えたのも、今回の結果を残せたのも、「構築記事書いてみたい!」と思ったのも全てこちらの構築記事を作成したパッケージさんのお陰です。本当にありがとうございます。
上記の構築記事でも解説されていますがこの構築の大きな勝ち筋は
「先発ポケモンを削りサメハダーで突破、2番手のポケモンをサメハダーでみちづれ、あわよくば突破、そして三番手のポケモンをドンファンで倒すこと」になります。
上記の動きを成功させるため、
基本的にペンドラー、サメハダー、ドンファンの順で選出します。
よって残りの3枠は
初手のペンドラーはカバルドン、ランドロス、ボーマンダ等のポケモンに対して弱いのでそれらのポケモンが初手投げされないゲッコウガ。
ペンドラーやゲッコウガより速い電気タイプ、主にでんきZカプコケコやスカーフ勢を削り倒すトゲデマル。
最後はテッカグヤ、バシャーモ、クチート、ルカリオ、キノガッサ、カプ・レヒレ、ナットレイ等サメハダーではどうしようもない相手(特にキノガッサとしんくうはルカリオ)に勝てる可能性が高くて、がむしゃらやどくびしによる削りと相性も良く更に地面の一貫が切れてタイマン性能の高いメガリザードンYとなって構築が決まりました。
個体解説
ペンドラー NN:ポンペルモ 親:アラーム
もちもの:ひかりのこな とくせい:かそく せいかく:ようき
▼実数値
H167(252) A126(44) B109(4) C65 D90(4) S173(204)
▼技構成
みがわり/がむしゃら/どくづき/どくびし
▼雑感
書いてて気づきました。B個体値30のペンドラー。構築記事を見ていなければ一生辿りつかなかったポケモン。
どくびしを撒きながら相手のポケモンを後述のサメハダーのかみくだくorドンファンのこおりのつぶて圏内にいれることができればほぼほぼ勝ててた。そのぐらい凄まじいコンボだった。
初手ゲッコウガ読みで出てきた耐久ポケモンに対してかなり強い。最悪不利なポケモンが出てきてもみがわりがむしゃらで後続のポケモン圏内にいれてしまえばよく、体力が少ない時にひかりのこなで回避してしまえば1体目を倒し2体目を削ることができてしまう。そうなればもう勝ちである。マンムーのじしんを2連で躱すこともあればロトムのハイドロポンプを4連で被弾することもある。
どくづきの代わりに初手のゲンガーやウツロイドに対して有効なじしんを採用していた時期もあったがそうなると初手投げキノガッサに打点が無い。
1800〜1900帯にて初手キノガッサと3回ほど対面して初手どくづきを選んでいたがどく発生率が100%という自覚の持ち主。因みにキノガッサは3回とも初手がんせきふうじだった。がんせきふうじ+マッハパンチは耐えるため倒させてくれるのは嬉しかった。もちろんキノコのほうしを放ってくるトレーナーも稀にいるので注意。裏がサメハダーとドンファンならば何が何でもペンドラーでキノガッサを倒したい。
このポケモンが命中100の技を回避した時に相手が長考しているのをニヤけながら眺めるのが凄く楽しい。
メガサメハダー NN:サメメ 親:アラーム
もちもの:サメハダナイト 特性かそく→がんじょうあご せいかく:いじっぱり
▼実数値
H145 A211(252) B91(4) C108 D85 S157(252)
▼技構成
みがわり/まもる/かみくだく/みちづれ
▼雑感
7世代環境にて最もレート対戦で手持ちに入れていたメガ進化ポケモン。
メガサメハダーといえば、かみくだくとこおりのキバのイメージだったため、みちづれは意外だなと思いながら使用していたがドンファンとのタイマン勝負に持ち込むこの構築においてあまりにも重要な技だった。メガギャラドスやメガクチートはみちづれに合わせてりゅうのまいやつるぎのまいをしてくる。こちらが超有利な択ではあるが負ける可能性を減らすためにもみちづれのPPは増やしておいた。6回以上使ったことはなかった。
どくびしがあるかないかでちょうはつのないカプ・レヒレやポリゴン2、カビゴン、メガガルーラ、メガバンギラス等に対して有利不利が逆転する。
攻撃面は耐久無振りカプ・テテフ、H252シールドギルガルド、メガメタグロス等がかみくだくで確定1発であること、耐久面は非メガ時カプ・コケコのでんきzがまもる貫通で確定1発であることはあまりにも有名。
受けループに対して強い。
黄色い模様は過去の古傷でメガ進化のエネルギーがめぐってズキズキ傷んで苦しいらしいので凄い申し訳ない気持ちになる。よく頑張ってくれました。新作はメガ進化が廃止らしいしゆっくり休んでほしい。
ドンファン NN:LAE 親:アラーム
もちもの:ジメンZ とくせい:がんじょう せいかく:いじっぱり
▼実数値
H169(28) A188(244) B170(244) C72 D72 S70
▼技構成
みがわり/がむしゃら/じしん/こおりのつぶて
▼雑感
神のポケモン。今までポケモンをやっていてこれほどまでに素晴らしい耐久調整を施されたポケモンはいないと思った。2000に到達した方のドンファンはDが71だったので是非そこも真似したかったが偶々最初に産まれたD抜けのゴマゾウを育てたら72になったのでまあいいかと思いそのままずっと手持ちに入れ続けている。これにより困ったことはなかった。
特化ミミッキュのミミッキュZ+じゃれつくの合計ダメージが、最小で86.9%最大で102.9%とほぼほぼ耐えることができる。高乱数を引いて負けたことはない。全て型のミミッキュに勝てると思っていたが守る/みがわり/のろい/じゃれつく@ミミZという型に一度だけ負けたことがある。
みがわりの枠は岩技かはたきおとすを入れるのが普通だと思っていたが、今となってはみがわりがないドンファンなど考えられない。一番感動したのはヒートロトムに対してめざめるパワーこおりを受けた後にみがわりがむしゃらこおりのつぶてが成功して勝った時、このようにみがわりを採用することで本来勝てない敵に対してワンチャン勝てるようになる範囲が半端ではない。がんじょうがむしゃらつぶてを警戒して最も威力の低い技を放ってくる相手や後続のポケモンで倒すために頑丈つぶしの「みがわりが割れない威力の先制技」を放ってくるポケモンにみがわりが刺さりまくる。強い・・強すぎる・・・。
相当な数の催眠ゲンガーやアイへグロスとラスト1匹同士の対面をしたが、負けたことはほどんどない素晴らしい自覚の持ち主。
ドンファンがひんしになる=負けってぐらい最後に出すことが多かったです。
ラストコケコ対面では絶対にジメンZを押しましょう。普通のじしんではシュカのみが発動するとつぶても耐えられて負けることがあります。その節は本当にごめんよドンファン・・・。
多くのポケモンをライジングランドオーバーで突破するその後ろ姿はとても頼もしい。ほぼ全ての試合に出していた。
もちもの:かくとうZ とくせい:へんげんじざい せいかく:せっかち
▼実数値
H148(4) A147(252) B78 C123 D91 S191(252)
▼技構成
けたぐり/みずしゅりけん/れいとうビーム/ダストシュート
▼雑感
そうせんきょゲッコウガ。なのにメスって珍しい。プレシャスボールに入っているため出した瞬間に見る人が見たらへんげんじざいだとバレる。見逃して欲しい。
1700まではヒヤッキーがいた枠。しかしヒヤッキーだと相手に最速ボーマンダがいた場合襷でないと抗えない。しかし襷にすると今度は回復木の実を持つレヒレに勝ちにくくなる。じゃあZを持たせるか、ってなるとならゲッコウガがよくない?というわけでそれらに簡単に勝つことができるゲッコウガにした。
「「裏切り者!!」」
せいかくがせっかちである明確な理由はないです。むじゃきでもいいと思います。特に困ったことは起きませんでした。
リザードン対策のヒードラン、サメハダー対策のナットレイ、カプ・レヒレを一人で倒すことができる。レヒレからのカビゴン展開でどくからカビゴンを守るように動いてくるパーティにも勝てる。回復木の実もちを削るのではなく倒すために採用した。
カバルドンを初手に出させないためにいるので実際に初手投げされるとまあまあ困る。来なかったから良かったけども。
あとなんで余りHPに振ってるの。これはCに振ったほうが良いのでは・・・?
メガリザードンY NN:チャロッサ 親:アラーム
もちもの:リザードナイトY とくせい:もうか→ひでり せいかく:ひかえめ
▼実数値
H161(60) A111 B127(228) C211(100) D136(4) S135(116)
▼技構成
ニトロチャージ/かえんほうしゃ/ソーラービーム/エアスラッシュ
▼雑感
サメハダーが勝てないルカリオ、キノガッサ、入りに選出します。
キノガッサ+ギャラドス入りのパーティに出してエアスラッシュで何とかしてもらうこともある。
どくびしの効かない相手に対して強い。
ミミッキュのゴーストZ+シャドークローを耐える、がH4ミミッキュに対してかえんほうしゃが87.5%の乱数1発。このせいで負けたこともあったがまあしょうがないと割り切った。
もちもの:たべのこし とくせい:ひらいしん せいかく:ようき
▼実数値
H161(164) A121(20) B84(4) C41 D109(124) S154(188)
技構成
びりびりちくちく/どくどく/ニードルガード/みがわり
▼雑感
友達からもらったポケモン。
調整意図は不明。
カプ・コケコ、その他でんきタイプへの対策、ではあるがサイクル向きの技構成になっているため対面寄りのこの構築にはあまりあっていなかったかもしれません。ドンファンだけに電気タイプへの役割を任せたくなかったので採用していました。有利対面でみがわりやどくどくを駆使して相手を削ります。選出した試合は活躍はしましたが他にもっといいポケモンがいそうです。
辛いポケモンたち
メガゲンガー 催眠は躱すしかない!サメハダー対面でまもる読みみがわり読みヘドロばくだんもやめて!
キノガッサ なんやかんややはり辛い。
パルシェン 連続技もちは隙を見せると試合が終わります。
バシャーモ ようき岩技持ちはとても辛い。バシャーモ自体あまり選出されなかったが出てきたバシャーモは全て岩技持ちかバトンバシャーモだった。
カプ・コケコ とんぼがえりとかめざ地面とかはやめよう。読めないタイミングでのでんきZは強すぎます。
基本選出
困ったらこれ。多くの構築をなぎ倒した。
①グロスと対面した場合 まもる
③ヒトムと対面した場合 まもる
とにかくレヒレを削ることとヒトムがスカーフかほのおZかを見極めることに全てを捧げていました。
2)クチート軸
ゲコリザドンファン
3)相手がステロ撒いてる間に勝てそうな時
ゲコサメドンファン
4)カプ・コケコがいる場合
後語り
ポケモン対戦を通して、ウルトラサンムーンはさらにポケモンが好きになったシリーズになりました。このペンドラーとサメハダーとドンファンって並び強すぎると思うので「カバマンダガルド」「ヒトムレヒレグロス」「ゲコミミマンダ」みたいに並びとして有名になってもおかしくないと思うんです本当に。「ペンサメドンファン」「ペンドサメドンファ」「ペンサメードン」うーん。あとヒヤッキーも本当に強いと思います。人生初の1900はこのポケモンと共に掴みましたから、思い出深く、大好きなポケモンになりました。
ポケモン達と、ポケモンを作ってくれた人たちと、ポケモンをキッカケにSNSで繋がってくれた人達と、マルチバトルしてくれたフォロワーさん達、動画や構築記事、等でポケモン対戦というコンテンツを盛り上げてくれた全ての人に感謝したします!本当に本当に楽しかったです。
この構築記事がシングルレーティングバトルで勝ちたいのにずっと勝つことができない!というトレーナーの助けにほんの少しでもなればいいなと願います。
新作のソードシールドでは「全てのポケモンが出ない」という不安にならざるを得ない情報が公開されていますが、きっといつものように楽しい作品になることを信じています。
ソード購入予定ですので新作でも、ポケモンを思いっきり楽しみます。
今後も何卒よろしくお願いいたします。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
最終レート↓